★ 何が大事なことなのか?

 

世の中にいいもの、良いこと、素晴らしいこと、効果絶大のこと、本物など、たくさんある。

でも、根本的に忘れてはいけない、見失ってはならない、価値ある大事なことは何だろう?

 

それは、おそらく死ぬ瞬間に「良かったな~」と、無条件で喜べることではないだろうか?

お金も、名誉も、地位も、マイホームも、身に着けた技術も知識も、どれだけ意味あるだろう?

 

痛みや病や苦しみが消えることに、価値はない。病苦を消し去るモノや方法は、素晴らしくはない。

苦しみや問題を解決する、あるいは避けることは、実は人生の本質的な目的でも意味でもない。

 

遭遇する「問題」や「課題」は、材料であり素材であり、経験したり学ぶための「道具」に過ぎない。

では、何を経験するのか、学ぶのか、そして、我々はどこを目指して人生を行くのであろうか?

 

それは結果でなく、瞬間瞬間のプロセスでもあろうし、個ではなく全体の繋がりの中にありそう。

個人の感情的な満足感で判断できることでもなく、何かに貢献し、役立つことに意味がありそう。

 

やはり、全体のハーモニー、調和、周囲の喜びが我が喜びといった「一体感」って大事だろう。

本質は、つながり、融和、融合、協調、連携、相互協力、個の確立と全体の発展の統合にある。

 

先ずは、以上のような「見識」を獲得できるかどうか、そのための「実践・経験」が大切になる。

その実践・経験とは、自身が「自他一体」の生き方を積極的に体現・感得することでもあろう。

 

知識で終わらず、生活に浸透させ、掘り下げて探求する、日々の生き方の実践が大事となる。